ナポレオンは遠征の際にワインが腐敗して飲めなくなる問題に悩まされました。ワインを高温殺菌すれば腐敗はしにくくなりますが美味しくありません。
そこで、細菌学者のルイ・パスツールに問題の解決を依頼しました。
もちろん軍事の専門家として、ワインだけでなくほかのさまざまな食品を最前線に送り出すための技術として、大きな意義があったはずです。

パスツールは、充分な歩留まりと味・香りなどの品質を両立できる温度と時間を見つけることを提案しました。
品質の低下を最低限に抑える殺菌の考え方が低温殺菌(パスツライゼーション)です。

現在でもパスツライゼーションの考え方は高級な牛乳・食材で用いられています。