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戸田香果橘マーマレイド

永遠と夫婦愛の象徴

日本の歴史を味わうひととき

不老長寿の妙薬とされ、古代人の愛したこの果実には、律令国家「日本」成立の秘密が隠されています。

唯一の日本原産の柑橘ニホンタチバナ
永遠の象徴

橘は古来、その常緑性から、「永遠」を象徴する樹木として尊重されてきました。
紫宸殿には右近の橘と左近の桜が植えられており、橘は永遠を象徴し、桜は変化を象徴しているとも言われています。
タヂマモリに橘を取りに行かせた垂仁天皇陵にも左近の桜と右近の橘が植えられています。

文化勲章のモチーフの橘も、文化の永続性の意味を込めて昭和天皇が決めたことだといいます。
静岡には常葉学園という学校があり、その系列には橘高校というのがありましたが素晴らしいネーミングですね。

橘姓は聖武天皇の妻の光明皇后の生母である県犬養三千代に与えられ、橘諸兄に受け継がれて藤原氏以外の有力な公卿として栄え、日本の四姓である「源平藤橘」のひとつになった貴い名字です。これも永続性を願って与えられた姓です。

純愛・夫婦愛の象徴

タチバナを名前に持つ弟橘姫命(おとたちばなひめ)はヤマトタケルが横須賀から海路房総に兵を進める際、海神に身をささげて荒れ狂う海を鎮めてヤマトタケルを救った妻として有名です。そのときヤマトタケルが「吾妻はや!」と叫んで悲しんだことから、関東を「アズマ」と呼ぶようになりました。
そういうわけで日本人は弟橘姫を「純愛」「夫婦愛」を象徴する神として、また海を鎮める女神として、多くの港に祀ってきました。
戸田にも弟橘姫命を祀る諸口神社があり、海を鎮める港の守り神になっていますが、山に自生する橘との関係は単なる偶然とは思えません。海洋系の人々にとっては、常世の国の果実である橘も、海の怒りを鎮めた弟橘媛命も、常世の国への信仰を通じてつながっているような気がします。

日本文化の奥底に深く根差したタチバナですが、現代では「橘」という言葉や紋章やデザインはよく聞くけれども実際の実物を見る機会はなかなかありません。日本人として、日本古来の柑橘である橘ってどんな味か知りたい、という人もいるようです。
そこで、日本固有のDNAを持つ戸田の橘を原料にマーマレードをつくることにしました。

橘は果実が平均10g程度と小さく、同じ重量を加工すると甘夏の20-30倍の個数を加工しなければなりません。実際に加工すると、同じ重量の加工で5倍ぐらいの時間がかかってしまいます。
そのため、非常に高価なマーマレードになってしまい、おそらく世界一高価なマーマレイドになってしまいます。
そのため、本当に必要な人向けに限定生産しています。